自費出版の意味、教科書も出版できる現状
出版社が全額持ちで出版するものを商業出版と言いますが、自費出版の意味はその名前の通り、出版社ではなく全額自分持ちで本を出版する事です。小説やエッセイ、自分史、理工学書から医学書といった幅広いジャンルで本を出版することが出来ます。
年齢・性別問わず、自分の本を出したいといった方は増えており、現状、出版社が開催する出版相談会は人気を博しています。
出版社も原稿を探しているとはいうのものの、印刷部数が多く、出版して儲かる、採算が取れる物でないと出版してくれませんので、出版するのは至難の業となっています。
もちろん50部や100部といった少部数で出版したいという方にも対応している出版社もあります。しかし、出版したところで書店の店頭に並ぶことは少ないです。また教科書といった専門書で、読む人を選ぶもの、売れ行きがそんなにないものも自費で出版した方が良いこともあります。出版費用を安く抑えられるため、とても有益です。
自費で出版するか、出版社に持ち込むか人それぞれですが、もし、自費で出版する場合、出版社との契約はきちんと確認することをおすすめします。印刷から、原稿の手入れ、さらに書店の店頭に並ぶまできちんと責任を持って面倒を見てくれる出版社を探すようにしましょう。